災害ボランティア活動を予定されているみなさんへ
-参加する前に「準備」をしましょう-
明日14日(土)から、災害ボランティア活動を予定されている方も多いかもしれません。誰もが「よかった」と思えるボランティア活動にするためにも、今一度“活動の準備(身支度や心構え)”ができているか確認しましょう。
また参加にあたっては、各市町村社協のHPで最新の情報の確認をお願いします(HPへのリンクはこちらのページ(7/13)をご活用ください)。
※井原市で活動されている「井原市地域おこし協力隊」の記事も参考にして、7/11掲載記事を再編集しています。
<現地支援スタッフからボランティアのみなさんへお願い>
以下、現地支援スタッフからボランティアのみなさんへのお願いです。
ご一読ください。
本日(7/10)倉敷の真備地区に行ってきました。 そこで、ボランティアさんにお願いがあります。 持ち物が多くて大変かもしれません。 |
<服装や携帯品の準備と活動の心構え>
今回の主な被害は「水害」です。
通常の災害ボランティア活動の基本と共に、「水害でボランティア活動を行うための準備」があります。
レスキューストックヤードさんが掲載されている「災害ボラの予備知識」をご確認いただき、「服装の準備」「携帯品の準備」「心構え」ができているかチェックしましょう!また準備にあたっては、同ページ内にある「水害ボランティア作業マニュアル」を、ぜひご参照ください。
◆レスキューストックヤード 「災害ボラの予備知識」
◆水害ボランティア作業マニュアル(以下)
<安全に活動するための"大事な"豆知識>
◆感染症予防
被災地では衛生状態が悪化し、感染症が、まん延しやすい状況にあります。
「手洗い」「手指消毒」等の、一般的な感染症予防を心がけてください。
「マスクの着用」も必須です。
万が一怪我をした場合に、破傷風に感染することがないよう対処法も確認しておきましょう。
「ボランティアに従事される皆様へ(感染症、破傷風に注意しましょう)」(熊本県HPより)
・「感染症に気をつけましょう」
・「破傷風についてのお知らせ」
◆消石灰取り扱い
水害時の家屋の床下や周囲などへの衛生対策(消毒)として、消石灰が使用される場合もあります。
消石灰による消毒作業がある場合には、目や口に入らないよう気を付けましょう。
「消石灰による消毒時には保護メガネ、手袋、マスクを着用して作業しましょう!」(京都府山城家畜保健衛生所のチラシより)
もちろん消石灰だけでなく、被災現場の粉塵予防のためにも、
「保護メガネ(ゴーグルなど)」「保護手袋」「保護マスク」は、
必ず準備していきましょうね!
<ボランティア保険について>
活動に際しては、事前に必ずボランティア保険に加入してください。
*在住地(又は出発地)の社会福祉協議会で加入することができます。
*居住地の社会福祉協議会で事前に保険に加入していおけば、被災地までの移動における事故も補償対象となるので安心です。
*(活動日当日、被災地の災害ボランティアセンターでも加入はできますが) 被災地では混乱も想定されますので、極力、ご自宅最寄りの社協での加入にご協力ください。
*「地震・噴火・津波災害の場合は、通常のものではなく、天災タイプに入ることをおすすめします(台風等の風水害は通常のプランで大丈夫です)」
*既にボランティア保険に加入されている方は重複での加入は不要です。
➜ご参考:ボランティア保険について
<そのほかの参考資料>
以下のHPにも活動時の服装や持ち物、心構えなどが記載してあります。
備えることも、大切なボランティア活動のひとつ。
併せてご覧ください。
◆広島市、広島市社会福祉協議会『災害ボランティアハンドブック-ボランティア活動をするには 受け入れるには』
◆全国社会福祉協議会 「ボランティアのみなさんへ」
◆東京ボランティア・市民活動センター「災害ボランティア活動に役立つページ」
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